PSO2にてまったり活動中。 RPだとかその他いろいろ雑文書きとか。
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白銀 桜

Author:白銀 桜
万華鏡、うつくしいかたちをみるもの。
映るものを、言葉に変えて。

日常、PSO2/PSUでのRP、創作など。

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 ――簡易検査と精査を数回。それだけであたしはアークスとして登録された。
 2年前、おぼつかない足で歩き回ったシップが、今度はあたしの居場所になるなんて……割と悪夢も、安っぽくなってきたのかしら。
 今思い出しても、軋むような、穿ち抜くような痛みが忘れられない。
 ねぐらだと聞かされていた部屋には、生活を思わせるものは何一つ残っていなかった。
 部屋の中にぽつんと残されていたのは、ボールドのリボンを左の柄に結んだ朧だけだった。
 同室だったという男性からそれを受け取り、どうやって市街地まで戻ったのかは、覚えていない。ただ1つのことだけが、頭から離れなかった。
 2年近く、時間も生活もお互いも共有したのに、――本名すら、知らなかった。
 何処の誰だか判らない男と、何処の誰だか判らない女。
 何となく一緒にいて。
 何となく身体を重ねて。
 何となく、このままずっと居られると思っていた。
 ――勝手な、思い込みだった。
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最近悪乗りしまくりでごめんなさい、な『銀猫』について。
関連NPCとちょっとしたまとめ的な感じでチラ裏以下略。
どなたにでも弄っていただけるように、後は自分の中のまとめ的な感じでつらつらといきますー。
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 ――あぁ、まただ。
 薄暗い部屋に入るなり聞こえた、小さな泣き声のような呻きに、オレは何度目か判らないまま足を止める。
 最初はセリスィだけだった。
 魘されて飛び起きたセリスィが、オレに気付かないままシャワーに向かいながら服を脱ぎ捨て始めようとした時点で部屋を脱出したから、詳しくは聞けてないけれど――多分、訳アリなんだろう、この子も。
 だんだんタイミングに慣れてきて、寝ぼけたセリスィは部屋の外に出るようなことがなければ大丈夫なことが判ったものの……問題は、もう1人の同居人の方だった。
 いつも笑みを含んでいるような顔で、大人の女を気取る感じの姐さん。料理も上手で、面倒だと言う先からセリスィとオレの体調管理をさり気なく出来てしまう辺り、相当器用な人なんだろう。
 余裕なんだと思ってた。これが、大人の女、ってもんなんだろうって。
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「もーぅ、キースさん今日はぜんぜん桜のお話聞いてくれないのですぅ!」
 甘ったるい鼻にかかる声と同時に、視界を真っ白な谷間が埋める。無意識に堪能しながら目を上げると、この店No.1の嬢・桜が頬をふくらませていた。――つってもこの店、コイツしかいねぇんだが。
「オゥ、聞いてたぜぇ、アレだろアレ、エロい服の話だろぅ?」
「ちーがーうーのーでーすー! 今日は髪の話だったのですよー?」
「お、おぅ」
「せっかくギレスタくん盛りしてもらったのに、今日はキースさん、すっかり上の空なのですぅ。桜、寂しいのですよー?」
 言われて桜の頭の上を見ると、どうやったもんか、上昇している縦ロールの陰からひっそりとこっちを見ているぬいぐるみが見えた。――こえーよ。
「何だその、物陰からひっそりこっち窺ってんのはよー、オメー何か取り憑いてんじゃねーのか、それぇ?」
「もー! ママぁ、聞いてなのですよ、キースさんがひどいのですーっ」
「また、下着見せろとか脱げとかですか?」
 狭いカウンターの奥から、息を飲むほどの美人が顔を出した。
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 薄く射してくる窓からの光に身動ぎすると、隣から温もりが滑るように離れていく。その途中で大きな手が、髪を滑り、頬を撫でた。
 いつもの声が耳をくすぐる。
 いつものようにシーツをかき寄せ半身を起こすと、カーテンが開け放たれて朝陽が部屋に溢れた。
 密やかな夜の欠片が光の中に溶けて、また夜を待つ。
 こんな、ごく平凡で、ありがちで、当たり前だと思っていた、日常。

 なんて。
 なんて。
 ――――何て、悪夢。
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前にもやった気がするけれど、自キャラ達のVT前夜の様子だとか。
判る人が見てニヨニヨできればいいなぁ、なんてね。
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チラシの裏だから妄想大半、実際のロールに反映できればいいな!な!
……ぐらいの心積もりで見ていただけたらば幸い。
お目汚しですが、よろしければ以下に続く。

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当初予定してたはずの男性キャラはいつの間にか少年キャラに変化してました……。
口の減らない軽めの子、正直回しやすいのはここだけの話。
では、例によって例の如くの基本情報は以下に。
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さて、ここ最近ロビーとかで結構自由にやらせて貰っているお人について。
セリスィと違って、自由気ままに話すわやれるわで楽なのはここだけの話。
そんなわけで、簡単な基本情報だとか。

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人の気配のない市街地に、破壊の音だけが響き渡る。
禍々しさを黒い体に纏わせたダーカーの群れが、崩れかけた建物から溢れるように出てくる。群れはしばしそこに止まり、また新たな場所へと進もうとした時だった。
煌めく光の破片が、アスファルトに音もなく突き立った。
「届い、て!」
細い少女の声が響くと同時、破片は突如炎と変じて弾け飛んだ。


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