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白銀 桜

Author:白銀 桜
万華鏡、うつくしいかたちをみるもの。
映るものを、言葉に変えて。

日常、PSO2/PSUでのRP、創作など。

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ストーリーテラーに100の台詞…No.4「ついてないなあ」
あがる息を口元を隠す布で押し殺す。ガラにもない全力疾走のせいで、体中が悲鳴を上げかけている。
「だから……しくじるなって言ったでしょうに、あの子等は……っ」
ボヤく声も、見事にあがっている。情けない……動くのを任せて、デスクワークだけでサボってたツケが回ったんだろうか。それにしたって、
「手回し良すぎ……ハメられたのはこっちかしらね、コレは」
息を整えながら、辺りを窺おうと立ち上がった時だった。背中に硬い、出来ることなら一生の間に1度たりとも突きつけられたくない感触がぶつかった。
「……ついてないなあ」
呟いて、両手を挙げた。



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2008.06.18(Wed) | ストーリーテラーに100の台詞 | cm(0) |

【PSU/RP-Episode】褪せぬ記憶【Miladya/『その、記憶。』】
??夢を視ている。
薄暗い地下室の床いっぱいに描かれた、召喚の呪文。急いで書き殴ったそれは、気持ちの乱れがありのままに現れていた。
間に合わないかもしれない。
……焦る手が、スペルを刻み損ねて震える。
間違っているかもしれない。
……震えが、焦りだけじゃないことに気付いている。
けれど、全てのスペルを刻み終えた時。
心はもう、決まっていた。
「われ請い願うは荒ぶる御霊、古の理統べる力……」
声はもう、震えなかった。
自分の中の残った力が、まるで血が流れ出すかのように、床一面のスペルへと落ちていく。目の前が暗くなりそうになる……そこで初めて、残っていた力のあまりの少なさに気付く。気付いてようやく、身体の内側から寒気を感じた。
床のスペルが、不意に光り始める。私を中心にして、光が渦を描くように広がっていく。ふらつく足を何とか留め、まっすぐに光の行方を見つめる。光は次第に集まり、やがてひとつの形をとり始める。
……さぁ、これからが『本番』だ。

2008.06.09(Mon) | 『その、記憶。』 | cm(0) |

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