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白銀 桜

Author:白銀 桜
万華鏡、うつくしいかたちをみるもの。
映るものを、言葉に変えて。

日常、PSO2/PSUでのRP、創作など。

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+吸血鬼創作者様へ20の御題+ 02.宵闇
 宵闇が来る頃は、一番嫌いな時間だった。自分の中に流れる何かが、ざわざわと波打つように蠢くのが厭でも判ったから。
 ??これから訪れる時間が僕にとって一番耐え難い時間だと、僕自身が一番よく知っていた。



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2005.04.10(Sun) | 吸血鬼創作者様に20のお題 | cm(0) |

ストーリーテラーに100の台詞…No.2「質問はそれだけか?」
 苛々と、カウンターを分厚い革手袋の指が叩く。
「早くしてくれないかなー、おねーさぁん」
 そう言い放つのは、背伸びをした感の抜けない少年だ。燃えるような深紅の髪と眸が、見るものを惹きつけずにはおかない強い印象を与える。右の頬から鼻筋にかけて、一筋の大きな傷跡が走っているが、それすらも自分にとっては飾りとでも言いたげに見える。ふてぶてしいほどの態度で彼はカウンターに寄りかかると、再度口を開いた。
「だからさぁ、言ってるだろ? 名前はラス=エラスド、職業は冒険者! さっさとここ通してくれない? 俺急いでるんだよねー」
 ……態度同様、ふてぶてしい口調で彼は言う。私は眼鏡のズレを直すと、乱暴に書き殴られた書類をペンで指した。
「あのね、冒険者なんていう職業はありえないの。だから何度も確認してるのよ? それにキミ、登録本当に通ってるの? 17歳でハンターなんて」
「質問はそれだけか?」


2005.04.06(Wed) | ストーリーテラーに100の台詞 | cm(0) |

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